厳しい寒さを凌ぐためにオイルヒーターを使っている方も多いでしょう。しかし、次第に古くなり「オイルヒーターを手放したいけれど、どう処分すればいいの？」と悩む方も少なくありません。オイルヒーターの処分方法は多岐にわたり、それぞれにメリットや注意点があります。

そこで今回は、オイルヒーターの処分方法について解説していきますので、お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

オイルヒーターを処分する方法

オイルヒーターを処分する方法としては、主に以下のような方法があります。

粗大ごみとして出す
不用品回収業者に依頼する
家電量販店に依頼する
メーカーに回収してもらう
リサイクルショップに買取りを依頼する

上記5つの方法について、メリットや注意点などを詳しく見ていきましょう。

粗大ごみとして出す

自治体に連絡を入れて、粗大ごみとして出す方法が一般的です。では、オイルヒーターを自治体で処分してもらうやり方を確認しておきましょう。

自治体に連絡し、回収物・回収場所・回収日時などを決める
粗大ごみ処理券をコンビニなどで購入し、オイルヒーターに貼り付ける
回収日時にオイルヒーターを回収場所まで運ぶ

自治体でオイルヒーターを処分してもらうメリットは、ほかの手段よりも回収費用を安く抑えられる点です。その一方で、重たいオイルヒーターの運搬を自分でしなければならない点に注意してください。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すれば、オイルヒーターの処分にかかる手間を減らすことができます。不用品回収業者を利用する大きなメリットは、オイルヒーターを自力で持ち運ぶ必要がない点にあります。

また、不用品回収業者を利用すれば、オイルヒーター以外の不用品もまとめて引き取ってもらうことができるため、引っ越しなどで不用品を複数処分したい場合は不用品回収業者に回収を依頼しましょう。

家電量販店に依頼する

家電量販店の中には、オイルヒーターの引取サービスを行っているところがあります。製品を購入したお店なら、無料で引き取ってくれる可能性もあるので要チェックです。また、購入店でなくても引取りに応じてくれるところもあるため、気になる方はあらかじめ電話などで問い合わせてみましょう。

さらに、家電量販店で新しいオイルヒーターを購入する場合には、使わなくなったものを下取りに出せる可能性があります。この場合、支払う金額から下取り金額を差し引いてもらえるため、トータルの出費を抑えることができるのもメリットのひとつです。

メーカーに回収してもらう

メーカーによっては、オイルヒーターを回収するサービスを実施しているところもあります。ただし、送料などサービスの詳細はメーカーによってそれぞれ異なるので、詳しくはメーカーの公式ページなどをご参照ください。

リサイクルショップで買取りを依頼する

オイルヒーターをリサイクルショップで売却するという選択肢もあります。この場合、処分費用を支払う必要がないうえに、わずかながらもお金を受け取れる点がメリットです。しかしオイルヒーターの状態が良くない場合、買取りに応じてもらえない可能性がある点に注意してください。

残ったオイルを抜く方法

オイルヒーターを粗大ごみとして処分する場合、自治体によっては処分前にオイルを抜いておくことが求められるケースもあります。以下に、オイルを抜いてから廃棄するまでの手順を記載しましたのでチェックしてみてください。

コンセントを抜いた状態で1日程度放置し、放電させる
パネル側面などに位置するネジを緩めて操作パネルを外す
ヒーター部分につながる配線を外す
電動ドリルなどを使用して2～3ヶ所に穴を開け、内部に残っているオイルを流す
流したオイルは古新聞や雑巾などに染み込ませて、ビニール袋に入れて可燃ごみとして廃棄する

少々複雑に見えるかもしれませんが、ゆっくりとやれば意外と簡単にできます。焦ってしまうと怪我をしてしまうおそれがあるので、特に初めての方は一つひとつの作業を丁寧に行っていきましょう。

まとめ

今回は、オイルヒーターの処分方法について詳しく解説しました。オイルヒーターを処分する際には、メーカーで引き取ってもらえるのか、オイルを抜く必要があるのかなどをしっかり調べたうえで適切な処分方法を選びましょう。もしオイルヒーターの処分に困ったときは、専門の業者に連絡を入れてアドバイスしてもらうことをおすすめします。

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