引っ越しの閑散期を狙って業者に依頼することで、トータルの費用を抑えられる可能性があります。一方、繁忙期に依頼すると通常よりも余計に費用がかかってしまうため、自分の都合が合うようであれば、繁忙期を避けて依頼するようにしましょう。
そこで今回は、引っ越しの繁忙期・閑散期について解説します。また、引っ越し費用を安く抑える具体的なコツも紹介していきますので、引っ越しを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
まずは、一般的な引っ越しの繁忙期と閑散期についてご紹介します。
引っ越しの繁忙期は、一般的に3月・4月・9月であるといわれています。なぜなら、3~4月は入学や入社などで新生活を始める方が多く、引っ越し業者の利用が増えるからです。また、9月は企業の人事異動が行われる時期でもあり、転勤する方も増加します。
繁忙期の引っ越し件数は閑散期の2倍以上にもなるとされており、日程調整に苦労する方も少なくありません。
引っ越しの閑散期は、6・11・1月であるといわれています。卒業や入学、入社などの行事が少ない時期であるため、引っ越しする方が比較的少ないです。この時期は引っ越し業者への依頼数も減るので、多くの業者が価格を安くする傾向にあります。
入学や就職の関係で、やむを得ず繁忙期に引っ越しをしないといけなくなる方も多いです。ここからは、繁忙期に引っ越しをする際の注意点についてご紹介します。
繁忙期に引っ越し業者を利用すると、引っ越し料金が閑散期よりも高くなります。なぜなら、繁忙期にはたくさんの方が引っ越し業者を利用するため、値引きに応じなくても予約が入るからです。
繁忙期に引っ越しをすると、業者の予約が取りにくい傾向にあります。この時期は多くの予約が集中し、引っ越し業者が忙しくなるため注意が必要です。
最後に、引っ越し料金を安く抑えるコツをご紹介します。繁忙期・閑散期の両方で使えるコツなので、これらを頭に入れたうえで依頼の連絡を入れるようにしてください。
引っ越し業者を選ぶ際には、複数の業者で見積もりを取りましょう。いくつかの業者で見積もりを比較することで、より安い価格を提示してくれる業者を見つけられるほか、価格交渉をする際にも役立ちます。
少しでも引っ越し費用を安く抑えたい場合は、引っ越し日を平日にするのもおすすめです。平日は土日祝日よりも依頼の数が少ないので、費用が低めに設定される傾向にあります。
縁起について特に気にしない方であれば、大安の日を避けるのもおすすめです。縁起が良いとされる大安の日には多くの予約が集中するため、価格が高めに設定されていることが多いです。反対に、縁起が悪いとされる仏滅の日などは需要が低い傾向にあるので、大安を避けて仏滅の日を選ぶという方も珍しくありません。
引っ越し業者と日時を決めるときに、作業時間を指定しなければ価格が安くなる可能性があります。作業時間を業者に任せることで、業者にとって都合の良いスケジュールを組めるようになるからです。引っ越しの日にほかの予定がない場合、事前に作業時間を指定しない旨を伝えましょう。
引っ越し費用を安く抑えたい場合は、できるだけ引っ越しの荷物を減らすのがおすすめです。荷物が多ければ多いほど引っ越し費用は高くなるので、処分できるものはあらかじめ処分するなど、新居に持っていく物の数を減らす工夫を行いましょう。
引っ越し業者によって異なりますが、なかには荷造りまでやってくれるプランもあります。しかし、荷造りの作業が増える分全体の費用が高くなってしまうため、十分に検討してからどのプランにするのかを決めるようにしてください。
今回は、引っ越しの繁忙期・閑散期はいつなのか、そしてどうすれば費用を安くできるのかの2点について解説しました。一般的に、3~4月は入学や就職に備えて引っ越しをする方が増えてくるため、引っ越し費用が高くなる傾向にあります。大安にこだわらない、複数の業者に依頼するなど引っ越し費用を安く抑えるポイントはたくさんありますので、余計な出費を抑えられるよう、無理のない範囲で実践してみてください。
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