引っ越しが決まった後は、荷造りやご近所への挨拶回りなどを短期間で行わなくてはいけません。やることがたくさんあり、「何から手をつけたら良いかわからない…」と感じている方もいるかもしれませんが、優先的に行うべきなのが引っ越し業者探しです。引っ越しの時期によっては繁忙期扱いになり、希望の日時に予約できないこともあるため注意しましょう。
今回は、何日前から引っ越し業者探しを行うべきなのか、そして引っ越しに関わる各種連絡のタイミングはいつ行うべきなのかを詳しく解説していきます。
新居が決まった後は引っ越しを依頼する業者を探しましょう。入学や就職などで新生活が始まる3~4月や、人事異動による転勤が盛んに行われる9~10月は引っ越しの繁忙期のため、かなり早い段階で予約が埋まってしまう可能性があります。
引っ越し業者は複数あるため、費用を抑えるためにも比較検討して決めることが大切です。しかし、選択に時間をかけすぎてしまうと日時などの希望が通らなくなってしまう可能性があります。
状況によって異なるものの、引っ越し業者への依頼は最低でも2週間前に済ませておくのがベターです。また、一ヶ月前に予約を済ませておけば引っ越し当日まで余裕を持って準備できるので、できるだけ早めに行動するよう心がけましょう。
引っ越し業者を見つけることのほかに、ライフラインの使用停止手続きも行わなくてはいけません。
<使用停止手続きが必要になる主なライフライン>
電気
ガス
水道
それぞれどんなタイミングで行えば良いのか、次項で詳しく見ていきましょう。
公共サービスへの引っ越し手続きは、引っ越し当日の1週間前までに行っておくと良いでしょう。受付可能な日程は契約している電力会社によって異なりますが、使用停止する30日前から申し込みを受け付けているケースが多いようです。
引っ越し当日まで手続きを忘れていた場合は、速やかに契約している電力会社に電話をして指示を仰いでください。自動的に電気の契約が切れるわけではないため、必ず使用停止の手続きをしましょう。
電気の使用停止を申し込む際には、電話もしくはインターネットから行います。手元に検針票や領収書がある場合、お客様番号を確認しながら手続きを行うとスムーズに進めることができるでしょう。
引っ越し当日は電気会社の係員が来て、メーターの確認・電気料金の精算などが行われます。仮に立ち会いができない場合、後日新居宛てに請求書が届くため、指定の口座に必要金額を入金してください。なお、契約内容によっては自動で口座から引き落とされることも多いです。
電気の使用停止と同じく、引っ越し当日の1週間前までに申込みを済ませましょう。このとき、どんなに遅くとも2~3日前までに使用停止の手続きを行う必要があるため気をつけてください。
使用停止を申し込む際には電話もしくはインターネットを使います。引っ越し当日にはガス会社の係員が来て、ガスメーターの確認やガス料金の精算を行います。もしガスメーターが屋外にある場合、閉栓に立ち会わなくても良いのですが、オートロックの住居や屋内にガスメーターがある場合には立ち合う必要があるので、事前にスケジュールを調整するようにしてください。
電気・ガスと同様に、水道の使用停止手続きも引っ越し当日の1週間前、どんなに遅くても2~3日前までには必ず終わらせておくようにしましょう。お客様番号などが記載された領収証を準備し、電話もしくはインターネットで手続きを済ませてください。
引っ越し当日には水道局の係員がメーターの確認や料金の精算を行うため、基本的には立ち合いが必須です。ただし、手続きに関しては自治体によってそれぞれ異なることが多いため、事前にホームページなどで確認しておくと良いでしょう。
引っ越しが決まったら大家さんや管理会社へ挨拶を行いましょう。このとき、手土産を持参して今までお世話になったことのお礼を伝えるとより丁寧な印象になります。ただし、早朝や夜間の時間帯に訪れるのはマナー違反なので、なるべく日中の時間帯を狙って挨拶をするようにしてください。
引っ越しが決まったら、行わなくてはいけないことがたくさんあります。直前になって慌ててしまうことがないよう、余裕を持って各種手続きを済ませてください。「引っ越しの負担を軽くしたい」「面倒なことはなるべくしたくない」と考えている方は、実績が豊富で信頼できる業者に任せてみてはいかがでしょうか。
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