進学や就職に向けて、引っ越しを検討している方も多いでしょう。しかし、なかには「どのくらいのお金がかかるの?」「引っ越し費用を安くするにはどうすればいいの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、引っ越しの費用相場について解説します。また、引っ越しの費用を抑えるコツも紹介していきますので、引っ越しに関するお悩みをお持ちの方は参考にしてみてください。
一般的に、引っ越し業者の繁忙期は2~4月と9~10月といわれています。繁忙期と通常期では、引っ越しにかかる費用が大きく異なるため注意が必要です。
5~1月における引っ越しの費用相場を以下の表にまとめましたので、今後の参考にしてみてください。
距離 一人暮らし 2人家族 4人家族
平均 60,000円 100,000円 150,000円
~15km未満 40.000円 60,000円 80,000円
~50km未満 45,000円 65,000円 100,000円
~200km未満 50,000円 70,000円 120,000円
~500km未満 75,000円 130,000円 170,000円
500km~ 90,000円 180,000円 200,000円
引っ越しをする人数が多いと荷物の量が増え、それに応じたトラックを手配しなければなりません。また、移動距離が遠ければ遠いほど運賃も高くなるので、全体的に費用が高くなってしまうのです。
しかし、通常期は繁忙期に比べて引っ越し料金が安い傾向にあります。なぜなら、通常期は引っ越しの予約が少なく、引っ越し業者のスケジュールにゆとりが生まれるからです。
続いて、2~4月・9~10月の費用相場を見ていきましょう。
距離 一人暮らし 2人家族 4人家族
平均 70,000円 130,000円 200,000円
~15km未満 50,000円 75,000円 100,000円
~50km未満 55,000円 80,000円 120,000円
~200km未満 60,000円 100,000円 150,000円
~500km未満 80,000円 150,000円 300,000円
500km~ 100,000円 200,000円 350,000円
進学や就職などで新生活を始める方が多い2~4月の場合、引っ越しを考える方が多くなります。人員やトラックの確保がしづらくなるので、通常期よりも引っ越し費用が高くなりやすいです。
次に、引っ越し費用の内訳について解説します。
基本運賃は以下3つの要素によって決まります。
移動する距離
荷物の量
作業時間
基本運賃は、国土交通省が規定する「標準引越運送約款」を基準に決められているので、引っ越し業者によって大きく異なることはありません。
実費は引っ越し作業によって生じた経費のことで、主に以下のようなものが当てはまります。
スタッフの人件費
梱包資材費
トラックのガソリン代
高速道路利用料
オプション料金とは、引っ越しの基本サービス以外の作業で生じた費用のことです。このオプション料金には主に以下のようなものが挙げられます。
エアコンの取り外しおよび設置
ピアノなどの搬出および搬入
不用品の処分
繁忙期・通常期にかかわらず、引っ越し費用を安く抑えるコツというものがあるので、それらを知って引っ越し費用の節約に努めましょう。
引っ越し業者を選ぶときには、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。それぞれの内容を比べることで、より安い料金を提示してくれる業者を見つけられます。また、相見積もりを取れば値切り交渉をするときにも役立つのでおすすめです。
できるだけ引っ越し費用を安くしたい場合は、引っ越しの日を平日に設定するのがおすすめです。平日は土日よりも比較的予約数が少なく、費用が安い可能性があります。
引っ越しの荷物を少なくして費用を削減するのも有効です。新居に持って行く荷物が多ければ多いほど引っ越し費用は上がります。そのため、荷造りの際に不用品があるかどうかチェックし、もしあるようなら事前に処分しておくようにしましょう。
引っ越し費用は、時期や人数、荷物の量などによって大きく異なり、繁忙期の引っ越しは特に高くつきます。繁忙期を避けて依頼するのが鉄則ですが、進学や就職の場合は難しいと思いますので、荷物を減らす、平日に引っ越すなどの方法を実践して引っ越しにかかる費用を抑えてみてください。
全国引越サービスでは、お客様に高品質な引っ越しサービスを提供できるよう、さまざまな工夫を行っております。また費用面に関しても、不要な経費を削減し、お客様のご要望に叶う見積もりを提示できるよう努めておりますので、ご用命の際はお気軽にご連絡ください。