引っ越しや新生活の準備などで、古くなったベッドを処分しようと考えている方も多いでしょう。しかし、ベッドの正しい処分方法を知らずに処分すると、余計な手間や費用がかかってしまうおそれがあります。今回はベッドの処分方法について、メリット・デメリット、注意点などに触れながら解説していきますので、ベッドの処分にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
ベッドを処分する方法としては、主に以下のような方法があります。
自治体に連絡して粗大ごみとして出す
解体して家庭ごみとして出す
不用品回収業者に依頼する
引っ越し業者に依頼する
ホームセンター、家具店に引き取りを依頼する
リサイクルショップ、インターネットオークションで売る
それぞれメリット・デメリット、注意点などがありますので、詳しく見ていきましょう。
まずは「自治体に粗大ごみとして出す」という方法が挙げられます。ベッドを自治体で処分してもらうには、一般的に以下の作業を行う必要があります。
自治体に連絡を入れ、回収物・回収日時・回収場所を確認する
粗大ごみ処理券を購入し、ベッドに貼り付ける
回収日当日にベッドを回収場所まで運ぶ
自治体でベッドを処分してもらうメリットは、ほかの方法よりも回収にかかる費用を抑えられることです。一方で、重たいベッドの運び出しを自分で行わなければならない点に注意しましょう。
ベッドを無料で処分したい場合は、解体して家庭ごみとして出すのもひとつの手です。1辺あたりの長さが30cm以内であれば、通常の家庭ごみとして出せます。
しかし、大きなベッドを家庭ごみのサイズまで小さく解体するためには、相当な手間と時間がかかります。特に、スチール製のベッドの解体は非常に困難であるためおすすめできません。
ベッドの処分に手間をかけたくないと考えている方には、不用品回収業者の利用をおすすめします。不用品回収業者に依頼すれば自宅まで来てくれるため、ベッドを自分で持ち運ぶ必要がありません。
また不用品回収業者に依頼すれば、ベッド以外にもさまざまな家具家電を回収してもらえます。さらに回収日時も自分で設定できるため、できるだけ早い時期に不用品を処分したいと考えている方にもおすすめです。
引っ越し業者に依頼し、引っ越し作業と不用品回収を同時に済ますという方も少なくありませんが、引っ越し業者によるベッドの回収は、あくまで引っ越し業務に付随するサービスである点に注意が必要です。ベッドの回収のみの依頼に対応する業者はほとんどありませんので、この点を頭に入れておくようにしましょう。
家具店やホームセンターなどでは、ベッドの購入の際に古いベッドを引き取ってくれることが多くあります。家具店やホームセンターでベッドを処分してもらうメリットは、ベッドの購入と同時に古いベッドを手放せる点です。新しいベッドを購入する予定のある方は、ぜひ処分の依頼も検討してみてください。
リサイクルショップやインターネットオークションで古いベッドを売却するという選択肢もあります。リサイクルショップやインターネットオークションで売却するメリットは、処分費用がかからないうえに、買取りによって臨時収入を得られる点にあります。しかし、ベッドの状態があまりにも悪いと買い手が見つからない可能性もあるので注意しましょう。
一般的に、ベッドの耐用年数は約8年といわれています。ただし、木製やスチール製などの材質や、使用している時間などによって寿命は変わります。耐用年数にかかわらず、ベッドがミシミシ音を立てたり、ぐらつきを感じたりしたら、ベッドの処分および買替えを検討するのがおすすめです。
また、ベッドと一緒にマットレスの処分を検討する方も少なくありませんが、マットレスはベッドと一緒に処分できない可能性があるので注意しましょう。特に、スプリングマットレスは廃棄処理に技術が必要な「適正処理廃棄物」に分類されており、業者によっては処分できないことも多いからです。
さらに、自治体によって異なるものの、マットレスを粗大ごみとして回収してもらえないことも少なくありません。ベッドと一緒にマットレスの処分も検討している方は、念のためマットレスの処分方法についても一度調べておくようにしましょう。
今回は、ベッドの処分方法について詳しく解説しました。ベッドからいつもとは違った音が聞こえたきた場合、処分や買替えを検討しなければなりません。いざというときに困ることがないよう、ベッドをどのように処分するか事前に考えておくようにしましょう。
「手間をかけずにベッドを処分したい」「少ない費用で処分したい」と考えている方は不用品回収業者の全国引越サービスにお任せください。経験豊富なスタッフが自宅までお伺いし、処分に困る大きなベッドをスムーズに運び出します。不用品に関するご相談も随時受け付けておりますので、ご用命の際は気兼ねなくご連絡ください。