引っ越しの準備をするときには、荷物を詰め込むためのダンボールが必要です。しかし「一人暮らしの引っ越しでは何個のダンボールが必要?」など、引っ越しの準備に関する悩みを抱いている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、引っ越しに使うダンボールの大きさや個数の目安、入手方法などについて解説していきますので、興味をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。
まずは、引っ越しでよく使われるダンボールのサイズについて、以下の表で確認してみましょう。
サイズ 寸法例(縦×横×高さ:cm) 入る荷物の量(例)
100サイズ(Sサイズ) 35×30×35 本50~75冊
食器10~20個
120サイズ(Mサイズ) 50×32×38 靴5~10足
洋服15~25着
140サイズ(Lサイズ) 60.5×45×34.5 洋服23~35着
上記に挙げた100~140サイズのダンボールは、比較的手で持ち運びやすいことから引っ越し作業でよく使われています。ただし、各辺の寸法はダンボールによって多少異なりますのであくまで目安としてご活用ください。
次に、引っ越しに使用するダンボールの数について解説します。
一人暮らしの場合、必要なダンボールの数は10~15個程度に収まるケースがほとんどです。持っていく荷物が多い方は、20個ほど用意しておけば安心でしょう。
2人以上の家族で引っ越しをする場合は、30個以上のダンボールが必要になるでしょう。子どものおもちゃや家具などを含めると、さらに多くのダンボールが必要になる可能性があります。部屋の広さなどによっても荷物の量が変わるので、多めに用意しておくのがおすすめです。
引っ越し用のダンボールを販売しているお店もありますが、無料で手に入れる方法もあります。ここからは、無料でダンボールを入手する方法について解説していきます。
多くの引っ越し業者は、サービスの一環としてダンボールを無料で提供しています。目安として、一人暮らしでは10枚ほど、家族世帯では50枚ほどのダンボールを提供する業者が多いです。ただし、業者によって無料でもらえるダンボールの数は異なるので注意しましょう。
近所のスーパーやコンビニなどでダンボールを受け取れる可能性があります。ダンボールを無料で提供しているお店の例は、以下のとおりです。
ホームセンター
ショッピングセンター
家電量販店
ドラッグストア
コンビニ
スーパー
このようなお店では、商品の搬入に使用したダンボールをバックヤードなどで保管している可能性があります。ダンボールを無料でもらえるかどうか、店舗のスタッフに確認してみましょう。
最後に、ダンボールに荷物を詰めるときに押さえておくべきポイントをご紹介します。間違った詰め方をしてしまうと中にあるものが壊れてしまうおそれがあるので、きちんと確認しておきましょう。
ダンボールの底が抜けないようにするためには、底に十字型を作るようにしてガムテープを貼るのがポイントです。このようにすることで、荷物の圧力がかかる底の中心部分をしっかりと補強できます。
なお、以下のような組み立て方はNGです。
底の蓋を重ねて組み立てる
ダンボールの底を交互に組む
上記のようなやり方では、底の中心部分を十分に補強できず、荷物の圧力によって底が抜けるおそれがあるので注意しましょう。
ダンボールに荷物を詰めた後は、ダンボールの上部と側面に中身と置く場所を書いておきましょう。これにより、荷解きの作業をスムーズに進められます。
たとえば、「食器・台所」「おもちゃ・リビング」などのようにわかりやすく書くのがコツです。また、ペンで書くのが面倒な場合、色付きのテープで分類するのもおすすめです。
詰め込む荷物の種類によって、ダンボールのサイズを使い分けましょう。ポイントは、大きいダンボールに軽い荷物を、小さいダンボールに重たい荷物を入れることです。このとき、大きいダンボールに重たい荷物を詰めてしまうと底が抜けるおそれがあります
以下のように、大きいダンボールに詰めるものと小さいダンボールに詰めるものをリストアップしておくと作業がスムーズに進むので参考にしてみてください。
大きいダンボール:服、靴、かばん、ボール
小さいダンボール:食器、本、家電、電子機器
今回は、引っ越しに使うダンボールの大きさや数、入手方法などについて解説しました。適切な数・サイズのダンボールを用意し、効率良く詰めていくことで引っ越しの準備をスピーディーに進められます。予定日に間に合うよう、計画的に梱包作業を進めていくようにしてください。
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